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「書道」のユネスコ無形文化遺産登録実現に向けての特別揮毫会を開催(令和5年11月18日)


 11月18日(土)に港区竹芝のニューピアホールにおいて、「書道」のユネスコ無形文化遺産登録実現に向けての特別揮毫会を開催しました。主催は日本書道文化協会と日本書道ユネスコ登録推進協議会(会長:田中壮一郎(公財)全国書美術振興会会長、日本書道文化協会特別顧問)、また書道国会議員連盟(会長:塩谷立元文部科学大臣、日本書道文化協会特別顧問)の協力を得て実施されました。
 冒頭、塩谷立書道国会議員連盟会長から挨拶があり、書道のユネスコ登録に向けた決意が語られました。そのあと、前半は高校2校による楽曲に合わせた踊りを交えながらの書道パフォーマンス、後半は当協会会員書家3名による揮毫が行われました。
 高校書道パフォーマンスは、各種の書道全国大会で優秀な成績を収めている長野県松本蟻ケ崎高校、千葉県私立中央学院高校により披露され、合計60名以上の生徒により大型作品が制作されました。終盤には書道国会議員連盟の河村建夫名誉会長(元内閣官房長官、元文部科学大臣、日本書道文化協会特別顧問)も参加して作品が完成しました。
 書家による揮毫は、新井光風先生(恩賜賞・日本芸術院賞受賞、日展名誉会員)が漢字書を、土橋靖子先生(日本芸術院賞受賞、日展理事)が仮名書を、永守蒼穹先生(日本芸術院賞受賞、日展会員)が漢字仮名交じり書の揮毫をそれぞれ披露しました。
 高校生による動と書家による静の組み合わせを約400名の出席者は約2時間にわたり堪能し、書道のすばらしさを改めて認識していだだきました。
 ユネスコ無形文化遺産の登録候補については、現在、文化庁の文化審議会で審議中ですが、今回の特別揮毫会は、書道のユネスコ登録に向けた書道界の決意の表れとなり、登録に向けて大いに機運が盛り上がりました。
 今回の揮毫会には、書道国会議員連盟から、河村名誉会長、塩谷会長のほか、櫻田義孝衆議院議員、赤池誠章参議院議員、務台俊介衆議院議員のご出席をいただき、文化庁からは児玉大輔参事官(生活文化創造担当)、吉野亨文化財調査官に出席していただきました。このほか、宮田亮平日展理事長、島谷弘幸(独)国立文化財機構理事長・皇居三の丸尚蔵館長、古川和(独)国立青少年教育振興機構理事長らに出席していただき、主催者側からは、井茂会長、田中特別顧問のほか、日本書道文化協会の黒田賢一副会長、髙木聖雨副会長、星弘道副会長(いずれも日本芸術院会員)、真神巍堂常務理事らが出席しました。

出演者、来賓等の記念撮影

塩谷立書道国会議員連盟会長のご挨拶

満員の観客席とご出席いただいた左から書道国会議員連盟の務台俊介議員、赤池誠章議員、櫻田義孝議員、塩谷立会長、河村建夫名誉会長、井茂圭洞会長、田中壮一郎会長、黒田賢一副会長、髙木聖雨副会長、星弘道副会長、真神巍堂常務理事

中央学院高校のパフォーマンス

中央学院高校の作品披露

松本蟻ケ崎高校のパフォーマンス

松本蟻ケ崎高校の作品披露

松本蟻ケ崎高校のパフォーマンスに参加する河村名誉会長

松本蟻ケ崎高校の作品披露

新井光風先生の揮毫

新井光風先生の作品

土橋靖子先生の揮毫

土橋靖子先生の作品

土橋靖子先生の揮毫

永守蒼穹先生の揮毫

永守蒼穹先生の揮毫

永守蒼穹先生の作品

土橋靖子先生の作品

永守蒼穹先生の作品