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日本書道文化協会「研究助成」の審査結果について


 日本書道文化協会では日本の伝統的な書道文化、書法の継承や普及、発展、書道教育等に寄与することを目的として、次代を担う40歳未満の若手の研究者、書家の育成を図るため「研究助成」を実施することになり、2023年4月から募集を開始しました。
 日本の伝統文化としての書道の継承と発展に関する各種観点からの研究で、7つのテーマに沿った研究計画書を本年6月から7月にかけて提出してもらいました。
 10名から多岐にわたる研究テーマでの応募がありましたが、協会役員4名の審査委員による厳正な審査の結果、上位3名で下記のように採択が決定しました。研究助成金は各30万円です。

・尾川明穂(筑波大学芸術系 准教授 39歳)
「日常書と表現の書をつなぐ―細字を基本とする毛筆書写指導法の開発に向けて―」

・河島由弥(帝京大学文学部日本文化学科 非常勤講師 32歳)
「日本文化としての『書き初め』の歴史と文化的背景に関する総合的研究」

・前川知里(佐久市立近代美術館 学芸員 33歳)
「博物館における書作品の位置付けと活用の実態について」

 提出研究計画書に沿って1年間、研究を進め論文作成していただきます。2024年の12月初旬には論文集発行とホームページ掲載をします。