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日本書道文化協会の概要、会員一覧


会長あいさつ

日本の書道文化は伝統行事や冠婚葬祭を通して国民生活に根付き、文字文化としての永い歴史と伝統を支え、国語力とりわけ識字力を根底から支え続けてきました。
また、日常生活に根ざした書道は、一方で高い芸術性も獲得してきました。

このような書道文化を次世代に継承していくためには、これまでの歴史と伝統を踏まえた書法を継承していくとともに、時代の変化に応じた新たな創造と発展も求められます。

このために、伝統的な書法を習得した上で、独自の芸術性の高みを獲得し、時代の変化に応じた新たな創造と発展を展開して、書道の芸術性を高め、次世代へと教授してきた代表的な書家を構成員とする「日本書道文化協会」をこのたび設立することとなりました。

「日本書道文化協会」は、今後、さらなる書道文化の普及発展、継承者の育成などに大きく寄与することを目指して活動してまいります。

また、このような活動を通じて、書道が我が国の無形文化財として認められるとともに、ユネスコの無形文化遺産にも登録されることを目指してまいります。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
令和3年8月
日本書道文化協会会長 井茂圭洞

設立趣旨

日本の書道文化は伝統行事や冠婚葬祭を通して国民生活に根付き、文字文化としての永い歴史と伝統を支え、国語力とりわけ識字力を根底から支え続けてきました。日本語は漢字、平仮名、片仮名という多種の言語形態を駆使する、世界でも類を見ない言語文化です。この特有の言語文化を継承してきたのも、過去の歴史や文化を未来に伝達してきたのも、毛筆の文化であり、書道です。
また、日常生活に根ざした書道は、一方で高い芸術性も獲得してきました。古典や古筆等の様々な題材を手本として行われる学習方法によって、書体や筆法、美意識などが今日まで継承されてきました。

書道を次世代に継承していくためには、これまでの歴史と伝統を踏まえた書法を継承していくとともに、時代の変化に応じた新たな創造と発展も求められます。
日本芸術院会員や日本芸術院賞受賞者、毎日芸術賞受賞者など、その高い芸術性が社会的にも認知された書家は同時に、書道を次世代へと伝える教育者でもあります。

漢字、かな、漢字かな交じり、篆刻の分野で、筆墨硯紙など文房四宝を用いて、伝統的な書法を習得した上で、独自の芸術性の高みを獲得し、時代の変化に応じた新たな創造と発展を展開して、書道の芸術性を高め、次世代へと教授してきた代表的な書家を、高度な書道の技を保持する者とし、これらの保持者を構成員とする団体が日本書道文化協会です。

協会概要

名称 日本書道文化協会(任意団体)
にほんしょどうぶんかきょうかい
Japan Shodo Culture Association
設立日 令和3年8月26日
会員数 94名(会員所属の団体数39団体)(令和5年11月現在)
会長 井茂 圭洞(文化勲章受章 日本芸術院会員 公益社団法人日展顧問・名誉会員 一東書道会会長)
副会長 黒田 賢一(文化功労者 日本芸術院会員 公益社団法人日展副理事長 正筆会会長)
髙木 聖雨(日本芸術院会員 公益社団法人日展理事 寄鶴文社会長)
星  弘道(日本芸術院会員 公益社団法人日展理事 日本書作院理事長)
目的 この会は、書道の伝統的な書法を受け継ぎ、未来へとつないでいくために、その書道の技の保存と向上を図ることを目的とする。
主な業務 (1)書道の伝統的な書法の保存に関すること
(2)書道文化振興のための展覧会、講習会、研究会等の開催
(3)書道文化の後継者育成に関すること
(4)書道文化の国際的な交流と広報
(5)機関誌及び書道文化に関する出版物の発行
(6)その他この会の目的を達成するために必要な事業
文化財保持団体 令和3年12月2日に国の登録無形文化財「書道」の保持団体に認定される。

協会規約

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